看護教育研究
グループ編成がグループ学習の参加姿勢に及ぼす影響―学習能力を考慮したグループ編成
中村 和代
1
,
石井 知子
2
,
牧 香里
1
1聖マリア学院短期大学
2前聖マリア学院短期大学
pp.232-236
発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100026
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研究の背景と目的
看護の熟達者をめざした生涯学習への基盤として,学生には在学中から主体的に学習する姿勢が望まれる。本学では,確実な看護技術の習得と共に主体的な学習姿勢の育成を目的として,基礎看護技術IIIの排泄の単元において事例を設定し,それに関する課題をグループで解決しながら学習を進めていく教授方法を考案した。
効果的なグループ学習の要因には,教員の関わりや環境などがあげられるが,学習の成否に影響する重要な要因として,グループのメンバー編成が考えられる。
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