特集 臨地実習の成果
看護基礎教育における救急看護,クリティカルケア看護の教育方法―救命救急センターにおける実習の学習内容と方法の検討
小林 優子
1
,
山田 正実
1
,
加藤 光寶
1
1新潟県立看護大学
pp.96-103
発行日 2003年2月25日
Published Date 2003/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903922
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研究の背景
医療の進歩や高度化により,集中的な治療やケアを必要とする患者が増えている.さらに,在院日数短縮の影響からも病院全体が重症患者の治療,看護が中心となっていくことが予測される.池松1)は基礎看護教育課程において,クリティカルな患者の看護を教育内容に含むことは重要な課題であると述べている.
森田ら2)の調査によると看護基礎教育において,ICU実習は124校で,救急看護実習は31校で行われている.また,クリティカルケア実習,ICUにおける看護学実習,救急看護実習の報告もいくつかみられている3~14).
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