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看護教育における文献学習の教育方法についての提言
安部 千鶴
1
,
福島 梅野
1
,
安部 喬樹
1
1鳥取大学医療技術短期大学部看護学科
pp.679-682
発行日 1984年11月25日
Published Date 1984/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908020
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はじめに
3年制看護短期大学教育において,学生に新しい知識の獲得法を身につけさせることは,重要な教育目標の1つであると思う,その方略の1つとして文献学習があげられるが,これは,できるだけ早い時期から文献に接し,その活用法を定着させ,限られた3年間の学習をいっそう充実したものにし,在学中はもちろん,卒業後も自己の知識獲得源として文献活用ができるところまで到達させることが必要であろう.しかしながら我が国の看護教育においては,そのカリキュラムをみる限りでは,今日まだ文献学習に重きがおかれているようには思えない.
そこで今回,私どもが試みた文献学習の実際を報告し,さらに,この学習経験から得た文献学習についての意見をも述べることにする.
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