看護教育研究
成人看護学(慢性期)の臨地実習指導計画・指導案を作成して
宇野 久美子
1
,
緒方 佳子
2
,
折戸 千恵子
3
,
清水 三花
4
,
永井 美由紀
5
,
松岡 妙子
6
,
森 裕美
7
,
奥津 文子
8
1京都大学医学部附属病院
2京都南病院
3京都府立医科大学病院
4国立療養所南京都病院
5国立京都病院
6三菱京都病院
7公立南丹病院
8京都大学医療技術短期大学部
pp.230-234
発行日 2001年3月25日
Published Date 2001/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902471
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臨地実習において慢性疾患を持つ患者を受け持ち,一生その疾患を抱えて生きていく対象の様々な思いを知り,看護介入により患者が自らその生活を整えていく過程を学ぶことは重要である.しかし,とかく人間関係が希薄であり,自己中心的傾向が強調される現代若者の特性を考えると,こういった課題を達成することは容易ではない.学生自身が達成感・充実感を味わい,看護の喜びを実感できるよう関わることを目指し実習指導計画・指導案を作成した.その過程を通し,指導者のしっかりした看護観・教育観が何より重要であることを再認識したので報告したい.
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