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臨床実習指導体制のあり方の検討―4年制大学の実習受け入れに対する疑問・不安から
高宗 和子
1
,
山本 悦子
2
,
酒見 敬子
3
,
得丸 尊子
4
,
川口 マス
5
,
松武 滋子
6
,
市耒原 紘美
7
,
山口 幸子
8
1熊本大学医学部附属病院
2元:九州大学医学部附属病院
3佐賀医科大学医学部附属病院
4大分医科大学医学部附属病院
5鹿児島大学医学部附属病院
6長崎大学医学部附属病院
7元:宮崎医科大学医学部附属病院
8琉球大学医学部附属病院
pp.235-239
発行日 2001年3月25日
Published Date 2001/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902472
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少子高齢社会の到来により看護への期待をこめて,看護の大学教育化への必要性が高まってきた1994年頃より,看護系4年制大学の新設が相次いでいる.全国国立大学看護部長会議において,1997年度の課題の1つに「看護実習受け入れ体制」が取り上げられた背景には,4年制大学の臨床実習を受け入れるにあたり,「臨床側はどのような実習指導体制をとればいいのかといった疑問」や,「何か特別な指導体制を組まなければいけないのかといった不安」がある.
九州地区看護部長会議では,4年制大学の臨床実習を受け入れるにあたり,病院側がどのような実習指導体制を整備すればいいかを2年間にわたって検討した.
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