看護教育研究
老年看護学臨地実習記録におけるデータベースの構築
水主 いづみ
1
,
木村 裕美
1
,
柿川 房子
2
,
忽那 龍雄
1
1佐賀医科大学医学部看護学科地域保健・老人看護学講座
2三重大学医学部看護学科
pp.225-229
発行日 2001年3月25日
Published Date 2001/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902470
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看護学校における実習記録の膨大さには定評がある.渡辺ら1)は,高等看護学校の全学生が「実習で困ったこと」について,「実習の記録物が多い」ことをあげており,なかでも実習時間が増加する3年次学生では87.4%と大多数であったと述べている.
私たちは,1993(平成5)年4月に新設の佐賀医科大学において,老年看護学臨地実習(4年次前期履修)が1996年より開始される機会に学生の実習記録をコンピューターを使って患者情報を収集,分類,整理できるようにデータベースの導入を試みることにした.
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