調査・研究
情意的領域からみたCAI教材の学習効果
野々村 典子
1
,
猪又 克子
1
,
ライダー島崎 玲子
1
,
堀 良子
1
,
長谷川 芳子
1
,
塚越 フミエ
1
,
岡崎 寿美子
1
1北里大学看護学部
pp.146-150
発行日 1994年2月25日
Published Date 1994/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900790
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効果的な看護技術教育を目指し,1つの方法としてVTRを自主作成してきた.更に,学生の個別性・能動性を重視した看護技術教育を行なうため,教具としてのCAI(Computer Assisted Instruction)を作成した.
わが国では,看護教育の視聴覚教材としては,OHP,スライド,VTRなどが中心に使われている.しかし,これらの教材は学習者が受動的,消極的な姿勢になりやすく,学生の創造性や自立性を養う積極的な参加が得られない.創造性の育成のためにコンピュータと映像,主としてVTRを組み合わせたCAIの開発研究が必要であった.看護教育におけるCAIについては,森川ら1),米田ら2)が先駆的であり,教育工学など他の分野に比べて未開発と言える.
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