連載 都立看学の授業研究・6
効果的な教材作成と教授方法の工夫―「子どもの病気に対する認知の理解」に向けて
今鷹 瑞
1
,
高橋 紀子
1
,
相沢 澄子
1
,
瀬戸 系子
2
,
大久保 結花
2
,
鳥海 朱美
3
,
名古屋 たち子
4
,
古川 立子
4
,
木村 五世子
5
,
鈴木 真美子
5
,
西 郁子
6
1東京都立広尾看護専門学校
2東京都立板橋看護専門学校
3東京都立荏原看護専門学校
4東京都立府中看護専門学校
5東京都立北多摩看護専門学校
6東京都立青梅看護専門学校
pp.236-241
発行日 2007年3月25日
Published Date 2007/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100637
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はじめに
少子化傾向が続く昨今,学生の多くは兄弟も少なく,幼い子どもと関わる機会が限られている。そのためか,子どもを「かわいい」と思っても,「どう接してよいかわからない」という声もあり,子どものイメージがつきにくいようである。
学習者に授業内容の理解を促すためには,効果的な教材とその使い方が重要である。また,教材の内容の検討を重ね,その使い方を探求していくことは,教員自身の教育能力の向上につながる。そのように考え,昨年度の小児看護学授業研究では,2種類の配布資料と視聴覚教材を作成した。
今年度は,昨年度作成した教材をどのように使用したら学生にわかりやすく,授業内容が伝わるかを検討し,その使い方を探求した。そして,学生が自主的・主体的に参加できる授業を視点に入れて検討した教材を使い,グループワークを取り入れて公開授業を実施したので,紹介する。
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