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増大特集 リハビリテーションQ&A
Ⅴ 脳性麻痺,その他の小児疾患
32.脳性麻痺患者のリハビリテーション
Rehabilitation of the cerbral palsy patient.
小沢 浩
1
Hiroshi Ozawa
1
1島田療育センターはちおうじ神経小児科
1Department of Child Neurology, Shimada Ryoiku Center Hachiouji
キーワード:
脳性麻痺
,
機能予後因子
Keyword:
脳性麻痺
,
機能予後因子
pp.613-617
発行日 2012年5月10日
Published Date 2012/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102505
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Q1 脳性麻痺における早期介入とは?
脳性麻痺の定義は,「脳性麻痺とは,発達過程にある,胎児・乳児の脳に起こる非進行性の障害に起因する,活動制限の原因となる運動と姿勢の発達の障害の総称である.脳性麻痺の運動障害には,感覚・認知・コミュニケーション・知覚,および/または行動障害を伴い,加えて/または痙攣を伴う」である.
医師が診断をつけることは,家族が受容し,前に進むために大切なことである.しかし,子どもにとって大切なことは,診断をつけることではなく,機能的な問題点をしっかりと評価し治療することである.子どもの発達段階に現れる障害や機能的な問題に対して治療や評価を早期に行うことは大切である.
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