Japanese
English
特集 リハビリテーション行政
脳性麻痺のリハビリテーションからみた行政の現状と課題
The Current Problems of Public Service of the Rehabilitation for the Cerebral Palsy.
手塚 直樹
1
Naoki Tezuka
1
1鉄道弘済会社会福祉部
1Chief, administrations of institutions social welfare department, Tetsudo-Kosai-Kai.
キーワード:
脳性麻痺
,
就労
,
就学前教育
,
リハビリテーション行政
Keyword:
脳性麻痺
,
就労
,
就学前教育
,
リハビリテーション行政
pp.193-199
発行日 1974年3月10日
Published Date 1974/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103108
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【抄録】 リハビリテーション行政をみるとき,国の法律や制度がどのようになっているかを,行政側の立場からみることも勿論大切であるが,それらの援護措置が燗々の身体障害者にどのようにとどいているかという,身体障害者の立場にたってみていくこともきわめて重要である.そこで,現在,最も問題となっている脳性麻痺者を通してそれをみていくことにしたい.特に,脳性麻痺者の就労実態や生活実態を主体とした成人の脳性麻痺者の問題と,リハビリテーション行政の問題性が最も顕著に現れてきている就学前の脳性麻痺児の問題に焦点をあて,現在のわが国のリハビリテーション行政の現状と課題,およびそれらが個々の脳性麻痺者にどのようにかかわっているのかということを考えていきたい.
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