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編集後記
近藤 幸尋
pp.740
発行日 2017年8月20日
Published Date 2017/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206087
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いよいよ本格的な夏を迎え,心踊らされている方も多いかと存じます.小職の教室でも今年は新人を7人迎えたため,教室の休み表が例年になく横に大きく広がっています.若手の先生方は,診療グループや病棟業務などに支障のない範囲で休んでもらっています.傾向としては,お子さんのいる家庭は7月末から8月中旬までに休むことが多く,若手は8月末から9月にかけて休むようです.それもどーんと休むようです.
日本国においても,7月に「海の日」があり8月に休日がないことより,2014年に国民の祝日の1つとして8月11日が「山の日」に定められ,2016年に施行されており休みを推奨しているようです.というのも,祝日法第2条では「山に親しむ機会を得て,山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としていて,山に関する特別な由来があるわけではないようです.このように「お盆休み」という祝日ではない慣例があるなかで,祝日が国の誘導で増えたわけです.確かに「お盆休みとくっつけて何連休」と宣伝している航空会社のセールスに利用価値はありそうです.
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