症例
21水酸化酵素欠損症合併妊娠の2例
後藤 美希
1
,
竹入 洋太郎
2
,
今井 志織
1
,
大村 美穂
1
,
神野 雄一
1
,
竹内 真
1
,
吉田 光代
1
,
矢野 倫子
1
,
東梅 久子
1
,
有本 貴英
1
,
伊藤 純子
3
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院産婦人科
2公立昭和病院産婦人科
3国家公務員共済組合連合会虎の門病院小児科
pp.205-209
発行日 2023年1月10日
Published Date 2023/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210881
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶要旨
21水酸化酵素欠損症(21-OHD)の女性は妊娠出産率が低いといわれているが,自然妊娠して特に大きな合併症なく分娩に至った21-OHD合併の2症例3分娩を経験した.幼少期から成長に合わせてホルモンコントロールを行い,成長の時期に合わせて家族と本人に疾患に対する適切な情報提供,カウンセリングを施行し,妊娠中と分娩前後に細かなホルモン調整を行うことで良好な妊娠分娩経過が得られた.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.