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特集 膵頭十二指腸切除の完全ガイド—定型術式から困難症例への対処法まで
困難症例に対する手技・対処法
主膵管型IPMNの術中断端陽性例に対する追加切除
Additional pancreatic resection for main duct-type IPMN with positive surgical margin in the intraoperative pathological diagnosis
井手野 昇
1
,
仲田 興平
1
,
池永 直樹
1
,
森 泰寿
1
,
小田 義直
2
,
中村 雅史
1
Noboru IDENO
1
1九州大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科学
2九州大学大学院医学研究院形態機能病理学
キーワード:
膵管内乳頭粘液性腫瘍
,
主膵管型
,
追加切除
Keyword:
膵管内乳頭粘液性腫瘍
,
主膵管型
,
追加切除
pp.1437-1442
発行日 2020年12月20日
Published Date 2020/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213211
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【ポイント】
◆主膵管型IPMNは,術前診断よりも広範にわたり主膵管に沿って進展していることがある.
◆断端陽性例では,追加切除で陰性化が得られれば膵全摘を回避できる可能性がある.
◆術後は残膵のskip lesion,併存癌を念頭においた厳重な経過観察が必要である.
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