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あとがき
淸水 健太郞
pp.192
発行日 1952年5月1日
Published Date 1952/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200285
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第8回腦神經外科學曾が終つた。いろいろの學會のうちでもこの學會程澤山の分野の人を集め,眞面目にそして樂しく行われる學會は少ないと思う。演題のおのおのが新しいそして高い研究のもとに行われた努力の結晶であることにちがいないが,殊に筋電圖に關する諸研究などは新しい方向として多く紹介された。シンポジアムにおいて高木健太郞教授の皮膚の壓反射の研究に關する發表は,この學會が誇りかつ感謝していゝ立派な業績である。腦神經外科學會と言いながらも廣く神經學全般に關する貴重な研究業績を發表し,かつ聞くことのできる學會としてますますこの會が廣く,高くなつていくことを樂しみにしている者が多いと信ずる。
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