Japanese
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症例
パクリタキセルアルブミン懸濁型とゲムシタビンによる強皮症様皮膚硬化
Scleroderma-like skin changes due to nanoparticle albumin-bound paclitaxel and gemcitabine
大原 香子
1
Kyoko OHARA
1
1大原医院,寒河江市
キーワード:
パクリタキセルアルブミン懸濁型
,
タキサン
,
強皮症様皮膚硬化
Keyword:
パクリタキセルアルブミン懸濁型
,
タキサン
,
強皮症様皮膚硬化
pp.1573-1576
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006138
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77歳,女性。治癒切除不能の膵癌に対して行われたゲムシタビン+パクリタキセルアルブミン懸濁型の投与から4週後に右下腿の浮腫,その後6週間で紅斑,皮膚の硬化,色素沈着,角質増殖をきたし,血液検査,病理学的所見から2剤による強皮症様皮膚硬化と診断した。自験例と同様の報告は6例あり,そのうち2例は黒色表皮腫様皮膚変化を伴っていた。これらはタキサン系抗悪性腫瘍薬であるパクリタキセルが原因の可能性が高くTNF-α,IL-2,IL-6,IFN-γを産生し,皮膚硬化と黒色表皮腫様皮膚変化をきたすと考えられている。薬剤中止によっても軽快せず難治であることが多い。

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