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特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
肉芽腫・結合織疾患
サルコイドーシス
リウマチ内科医師への質問
野中 文陽
1,2
,
川上 純
2
Fumiaki NONAKA
1,2
,
Atsushi KAWAKAMI
2
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科,離島・へき地医療学講座(離島医療研究所)
2同,先進予防医学共同専攻,リウマチ・膠原病内科学分野
pp.837-839
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005856
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サルコイドーシスは原因不明の全身性肉芽腫性疾患である。胸部X線で肺門リンパ節腫大が診断契機となることがもっとも多く約60%を占めるが,皮膚病変を契機とする症例も10~15%程度存在し1)2),皮膚科医も内科医もしばしば遭遇する疾患である。本症は肺,眼,心臓をはじめとする多臓器に病変を形成しうる疾患であり(図1)1)2),皮膚科医がサルコイドーシスを疑った際には,適切な全身検索を念頭に置いて内科へのコンサルテーション,内科医が皮膚病変の検索および診断を目的とした生検を依頼する際に皮膚科へのコンサルテーションが必要となることが多い。両診療科の連携が患者の診断や適切な治療を行ううえで重要な鍵となる。われわれリウマチ膠原病内科医はさまざまな臓器病変について「膠原病疑い」で受診される患者を診察することが多く,その中で本症を鑑別にあげることがある。われわれも呼吸器内科や循環器内科など患者個々の病態にあわせて専門診療科との連携や治療を依頼しているのが実情である。

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