特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
血管炎・血管障害
ANCA関連血管炎
リウマチ内科医師への質問
安倍 能之
1
Yoshiyuki ABE
1
1順天堂大学医学研究科,膠原病・リウマチ内科学
pp.701-703
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005808
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抗好中球細胞質抗体(anti-neutrophil cytoplasmic antibody;ANCA)は,1980年代に同定された自己抗体である。エタノール固定好中球を用いた間接蛍光抗体法の染色パターンによって同定され,当初cANCAはclassic ANCAの略称であり,cANCAとpANCA(perinuclear ANCA)が提唱され,1985年にvan der WoudeらがLancet誌に報告したことから広く認知されるようになった1)~3)。cANCAはその後c-ANCA(cytoplasmic ANCA)に名を変え,主要抗原がPR3(proteinase 3)であることが同定され,PR3-ANCAとして定着した。pANCAもp-ANCAに名を変えた後に,MPO(myeloperoxidase)が主要抗原と同定され,MPO-ANCAとして定着した。

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