Japanese
English
症例
閉塞性動脈硬化症を併発し,血管内治療と抗結核薬内服の併用にて治癒したBazin硬結性紅斑の1例
Erythema induratum Bazin accompanied by arteriosclerosis obliterans, cured by the combination of endovascular treatment and anti-tuberculosis drugs
本田 遼馬
1
,
末永 亜紗子
1
,
菊池 智子
1
Ryoma HONDA
1
,
Asako SUENAGA
1
,
Satoko SHIBATA-KIKUCHI
1
1公立学校共済組合九州中央病院,皮膚科(主任:菊池智子部長)
キーワード:
Bazin硬結性紅斑
,
閉塞性動脈硬化症
,
Tスポット®.TB
,
endovascular treatment
,
血管炎
Keyword:
Bazin硬結性紅斑
,
閉塞性動脈硬化症
,
Tスポット®.TB
,
endovascular treatment
,
血管炎
pp.649-652
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004563
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81歳,女性。初診2カ月前に右下腿に挫創を生じ潰瘍化した。当科初診時,右下腿前面に壊死,周囲の紅斑を伴う蚕食性潰瘍が多発しており,精査で右浅大腿動脈の高度狭窄が認められ,血管内治療を施行された。その後潰瘍は一部上皮化するも残存したため,潰瘍周囲皮膚から生検を行い,Bazin硬結性紅斑と診断した。Tスポット®.TB陽性であったため,抗結核薬を6カ月投与し,潰瘍は治癒した。Bazin硬結性紅斑は未だに確立された治療法がなく,臨床・各種検査所見から病態を適切に把握し,抗結核薬の多剤併用療法やステロイド,血管外科的治療などを適宜組み合わせて治療する必要がある。

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