Japanese
English
特集 消化器癌の相対非治癒切除
胃癌の相対非治癒切除—成績とその問題点
Relative non-curative resection of gastric cancer
平塚 正弘
1
,
古河 洋
1
,
岩永 剛
1
,
今岡 真義
1
,
福田 一郎
1
,
石川 治
1
,
甲 利幸
1
,
佐々木 洋
1
,
小山 博記
1
Masahiro HIRATSUKA
1
1大阪府立成人病センター外科
pp.1299-1305
発行日 1988年8月20日
Published Date 1988/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210146
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
24年間に手術された胃癌相対非治癒切除185例の原因別の頻度は,n>Rが65%,ow(+) oraw(+)16%,P(+)5%,H(+)4%,2因子例10%であった.n>Rの5生率は33%で,程度別にみると,n2>R165.8%,n3>R221.8%,n4>R222.2%,n4>R39.1%であった.第3群以上のリンパ節のうち,転移率の高かったのは,占居部位A・AMでは⑫,⑭,⑬,⑪,占居部位C・CMでは⑯,⑫であり,これらに転移陽性でも郭清により遠隔成績の良い症例があったので,重点的郭清の対象とすべきであると考えられた.P(+),H(+)の5生率はそれぞれ20%,14.3%と長期生存例があり,これらの非治癒因子がある症例についても合併切除の意義が考えられた.また,P0腹腔洗浄細胞診陽性例は現行の規約では非治癒因子にならないが,5生率は16.7%と不良でP(+)と差がなく,P(+)と同等に扱うべきであると考える.

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