Japanese
English
特集 Borrmann 4型胃癌—私の治療
Borrmann 4型胃癌の外科的治療—私はこうしている
Surgical treatment of Borrmann 4 type gastric cancer
古河 洋
1
,
平塚 正弘
1
,
大東 弘明
1
,
亀山 雅男
1
,
佐々木 洋
1
,
甲 利幸
1
,
石川 治
1
,
福田 一郎
1
,
今岡 真義
1
,
岩永 剛
1
Hiroshi FURUKAWA
1
1大阪府立成人病センター外科
pp.171-175
発行日 1986年2月20日
Published Date 1986/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209247
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1981年以降当科で根治手術したBorrmann 4型胃癌36例を,(Ⅰ)従来の胃全摘膵脾合併切除術17例,(Ⅱ) Appleby手術4例,(Ⅲ)左上腹部内臓全摘術15例に分けて比較した.1年生存率は(Ⅲ)群(83%)は(Ⅰ)群(71%)より良好であり,再発形式では(Ⅰ)群(浸潤硬化型腹膜69%,播種型腹膜23%,血行8%),(Ⅱ)群(浸潤硬化100%)にくらべて(Ⅲ)群は浸潤硬化型腹膜がなかった(播種型100%).左上腹部内臓全摘術はBorrmann 4型胃癌に対して有効な手術法と考える.
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