特集 遺伝カウンセリングを学ぼう!
Ⅱ.様々な場面での遺伝カウンセリング
ゲノムコピー数異常症(マイクロアレイ染色体検査によって診断されるケース)
二川 弘司
1
1東京都立小児総合医療センター遺伝診療部臨床遺伝科
キーワード:
ゲノムコピー数異常症
,
マイクロアレイ染色体検査
,
コピー数バリアント
,
二次的所見
Keyword:
ゲノムコピー数異常症
,
マイクロアレイ染色体検査
,
コピー数バリアント
,
二次的所見
pp.943-947
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001736
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SUMMARY
▷ゲノムコピー数異常は先天異常の原因の一つであり,マイクロアレイ染色体検査の保険収載に伴い,診断される症例数が増加している.
▷マイクロアレイ染色体検査は,結果の解釈,二次的所見の可能性,および検査の限界を認識しておくことが必要である.
▷検査前から検査後に至るまで継続した遺伝カウンセリングを行うことは,患者家族への支援において重要である.

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