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第1土曜特集 MASLD/MASH――研究と診療の最新情報
治療方法
MASLD/MASHに対する新薬開発状況
Development of new drugs for MASLD/MASH
岩城 慶大
1
,
中島 淳
1
,
米田 正人
1
Michihiro IWAKI
1
,
Atsushi NAKAJIMA
1
,
Masato YONEDA
1
1横浜市立大学大学院医学研究科肝胆膵消化器病学
キーワード:
MASLD
,
MASH
,
ファルネソイドX受容体(FXR)作動薬
,
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)作動薬
,
線維芽細胞成長因子(FGF)アナログ
Keyword:
MASLD
,
MASH
,
ファルネソイドX受容体(FXR)作動薬
,
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)作動薬
,
線維芽細胞成長因子(FGF)アナログ
pp.405-409
発行日 2024年5月4日
Published Date 2024/5/4
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28905405
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Metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease(MASLD)は,健康に対する脅威として急速に拡大し蔓延している.非アルコール性脂肪性肝炎(MASH)治療の必要性は明らかであるにもかかわらず,この疾患に承認された薬物療法はない.現在,この問題を解決するためにさまざまな薬剤が臨床試験中である.MASHにおける線維化の病態生理は複雑であるため,さまざま経路を標的とした薬物療法が検討されている.本稿では,現在,開発段階にある治療薬について紹介する.
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