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特集 肝門部領域胆管ドレナージを極める
[各論]
悪性肝門部胆管狭窄に対する術前内視鏡的胆管ドレナージ
Pre-operative endoscopic biliary drainage for malignant hilar biliary obstruction
笹平 直樹
1
,
三重 尭文
1
,
古川 貴光
1
,
岡本 武士
1
,
武田 剛志
1
,
春日 章良
1
,
松山 眞人
1
,
尾阪 将人
1
,
佐々木 隆
1
,
髙橋 祐
2
Naoki Sasahira
1
,
Takafumi Mie
1
,
Takaaki Furukawa
1
,
Takeshi Okamoto
1
,
Tsuyoshi Takeda
1
,
Akiyoshi Kasuga
1
,
Masato Matsuyama
1
,
Masato Ozaka
1
,
Takashi Sasaki
1
,
Yu Takahashi
2
1がん研究会有明病院肝胆膵内科
2がん研究会有明病院肝胆膵外科
キーワード:
残肝ドレナージ
,
インサイドステント
,
内視鏡的経鼻胆管ドレナージ
Keyword:
残肝ドレナージ
,
インサイドステント
,
内視鏡的経鼻胆管ドレナージ
pp.1099-1106
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000233
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はじめに
肝門部領域胆管癌に対する根治切除の多くは,肝葉切除以上の広範肝切除を要する。黄疸例に対する術前胆道ドレナージは,大量肝切除後の肝不全のリスクを低下させることが知られ,『エビデンスに基づいた胆道癌診療ガイドライン』でも推奨されている1)。一方で,胆道ドレナージにより胆道合併症が増えるとの報告も多数あり,より安全な胆道ドレナージを追求する必要がある。
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