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特集 肝門部領域胆管ドレナージを極める
[各論]
《Note》肝門部胆管狭窄に対するマルチステンティングの現況
Current status of multi-sectional drainage for hilar biliary stricture
加藤 博也
1
,
松本 和幸
1
,
岡田 裕之
1
Hironari KATO
1
,
Kazuyuki MATSUMOTO
1
,
Hiroyuki OKADA
1
1岡山大学病院消化器内科
キーワード:
肝門部胆管狭窄
,
プラスチックステント
,
金属ステント
Keyword:
肝門部胆管狭窄
,
プラスチックステント
,
金属ステント
pp.1107-1110
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000234
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はじめに
良性であれ,悪性であれ,肝門部胆管狭窄に対してマルチステンティングを行うことは,プラスチックステント(plastic stent:PS)を留置するにしても金属ステント(self-expandable metal stent:SEMS)を留置するにしても技術的な難易度が高いが,良性狭窄に対する場合と悪性狭窄に対する場合では目的や方法が異なるため,まとめて論じることは難しい。さらにマルチステンティングといっても左葉と右葉に1本ずつ留置する,いわゆる両葉ドレナージと,左葉と右前区域・右後区域に留置する3領域のドレナージとは大きく異なる。
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