特集 無痛大腸内視鏡挿入法─ technique & device
〔コラム〕大腸内視鏡検査の被検者を増やす工夫 ─Pay it forward キャンペーンの取り組み
岩館 峰雄
1
,
井上 史洋
1
,
平田 大善
1
,
服部 三太
1
,
藤田 幹夫
1
,
佐野 亙
1
,
佐野 寧
1
1佐野病院消化器センター/低侵襲内視鏡診断治療研究所
キーワード:
Pay it forward
,
キャンペーン
,
大腸内視鏡検査
,
大腸がん検診
,
検診受診率
Keyword:
Pay it forward
,
キャンペーン
,
大腸内視鏡検査
,
大腸がん検診
,
検診受診率
pp.120-120
発行日 2020年6月20日
Published Date 2020/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000465
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- 文献概要
日本の大腸癌年齢調整死亡率(75 歳未満)は男女ともに2 位と高く,また死亡率低下の傾向も近年は横ばいであり,早急な大腸癌対策が求められています.とくに大腸がん検診における検診受診率/精検受診率は低迷しており,必要な患者に大腸内視鏡検査が施行できていません.大腸内視鏡検査普及の工夫として,ブルーリボンキャンペーンや市民公開講座なども行われていますが,患者さんに関係のない第三者からの情報であるためか,残念ながら良好な成果は得られていないのが実情です.
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