特集 FIT 陰性癌の特徴
〔コラム〕大腸内視鏡検査による大腸がん検診の有効性評価─AKITA POP-COLON TRIAL
児玉 健太
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1福島赤十字病院内科・消化器内科
キーワード:
大腸内視鏡検査
,
大腸がん検診
,
ランダム化比較試験
Keyword:
大腸内視鏡検査
,
大腸がん検診
,
ランダム化比較試験
pp.421-422
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000403
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大腸内視鏡検査(TCS;total colonoscopy)は大腸癌において感度・特異度ともにもっとも高い検査と考えられ,検診に導入できれば大きな死亡率減少効果が期待されるが,偶発症,苦痛度に関連する受容性や処理能力などの問題もあり,検診TCS の有効性は明らかでない.そこで2009 年よりTCS による大腸がん検診の有効性を検証するためのランダム化比較試験(RCT)「大腸内視鏡検査による大腸がん検診の有効性評価研究(厚生労働省第3 次対がん総合戦略研究事業);The AKITAJapan Population-based Colonoscopic ScreeningRandomized Controlled Trial (AKITA POP-COLON TRIAL)」を開始した.
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