特集 無痛大腸内視鏡挿入法─ technique & device
Ⅲ.各論(5) Responsive Insertion Technology(受動湾曲,高伝達挿入部)を活かした挿入
伊藤 紗代
1
,
堀田 欣一
1
,
今井 健一郎
1
,
岸田 圭弘
1
,
小野 裕之
1
1静岡県立静岡がんセンター内視鏡科
キーワード:
大腸内視鏡挿入法
,
超細径大腸内視鏡
,
PCF-PQ260
,
高伝達挿入部
,
受動湾曲
Keyword:
大腸内視鏡挿入法
,
超細径大腸内視鏡
,
PCF-PQ260
,
高伝達挿入部
,
受動湾曲
pp.132-137
発行日 2020年6月20日
Published Date 2020/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000459
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オリンパス社製のPCF-PQ260 には,受動湾曲,高伝達挿入部の二つの応答性挿入技術(RIT;Responsive Insertion Technology)が搭載されている.初学者が自分の挿入技術を磨くうえではまず軸保持短縮法を学ぶべきであり,これらの最新技術に頼るべきではない.しかしながら,挿入性を向上させるこれらの機能を正しく理解できれば,より安全で苦痛の少ない挿入が可能で,挿入困難とされる症例にも有効である.PCF-PQ260 の特性と実践的な挿入技術について紹介する.
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