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特集 大腸内視鏡のトラブルシューティング
[挿入におけるトラブルシューティング]
患者が痛がり挿入できない
What should we do when the scope cannot be advanced due to the patient’s complaint of pain?
福田 舞
1
,
玉井 尚人
1
,
炭山 和毅
1
Mai Fukuda
1
,
Naoto Tamai
1
,
Kazuki Sumiyama
1
1東京慈恵会医科大学内視鏡医学講座
キーワード:
大腸内視鏡挿入法
,
挿入困難
Keyword:
大腸内視鏡挿入法
,
挿入困難
pp.355-358
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001272
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はじめに
大腸癌や炎症性腸疾患の増加とともに大腸内視鏡検査の需要が高まっている。上部消化管内視鏡検査と同様に大腸内視鏡検査には一定の技量が求められ,さらに患者素因により挿入困難な場合もある。痛みをいかに減らして安全に挿入するかを,常日頃内視鏡医は意識しているが,術者素因,患者背景などにより患者が痛がり挿入に難渋する場面にしばしば遭遇する。その解決策を具体的に本稿では述べていく。
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