特集 大腸腫瘍の分子生物学
Ⅸ.分子生物学から見た大腸腫瘍─ 課題と将来展望
三代 雅明
1
,
水島 恒和
1
,
土岐 祐一郎
1
,
森 正樹
1
1大阪大学大学院医学系研究科消化器外科学
キーワード:
大腸癌
,
consensus molecular subtypes(CMS)
,
precision medicine
,
遺伝子変異
,
次世代シークエンサー
Keyword:
大腸癌
,
consensus molecular subtypes(CMS)
,
precision medicine
,
遺伝子変異
,
次世代シークエンサー
pp.463-468
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000240
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次世代シークエンサーの登場を契機とした遺伝子解析技術の飛躍的な向上により,新たな大腸癌サブタイプ分類(CMS)が提唱され注目を集めている.遺伝子検査の倫理的問題・遺伝子情報のセキュリティ・遺伝子解析手法の標準化などの解決すべき問題は残されてはいるが,サブタイピングに基づくprecisionmedicine による個別化医療への流れは今後より強まっていくものと思われる.
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