Japanese
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特集 癌検診の展望
II. 各論
5.大腸癌検診の現状と大腸CT検査の将来展望
Current status of colorectal cancer screening and future prospects of CT colonography
満崎 克彦
1
K. Mitsuzaki
1
1済生会熊本病院予防医療センター
キーワード:
大腸CT検査
,
CTコロノグラフィ
,
大腸癌
,
大腸癌検診
Keyword:
大腸CT検査
,
CTコロノグラフィ
,
大腸癌
,
大腸癌検診
pp.861-865
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_861
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大腸CT検査は,安全で受容性,精度が高く,画像にも客観性・再現性があり,短時間で多数の対象者を検査できる.2012年には保険収載が認められ,被曝低減および前処置の低用量化も可能となり大腸癌検診への導入が検討されている.現状の大腸癌検診システムに大腸CT検査が組み込まれることによって,低迷する大腸癌検診受診率や精査受診率を向上させ,死亡率減少につながっていくことが期待されている.
© Nankodo Co., Ltd., 2019