特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
5.大腸癌の外科治療
■外科治療総論
大腸癌外科治療への分子生物学の臨床応用
竹政 伊知朗
1
,
三森 功士
2
,
水島 恒和
1
,
池田 正孝
1
,
山本 浩文
1
,
関本 貢嗣
1
,
土岐 祐一郎
1
,
森 正樹
1
Ichiro TAKEMASA
1
1大阪大学大学院医学系研究科消化器外科
2九州大学生体防御医学研究所
pp.219-227
発行日 2010年10月22日
Published Date 2010/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103274
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■大腸癌に対する治療法は多様化しており,今後は分子生物学を臨床応用した個別化医療が求められる.
■個別化医療とは,患者の特性に応じて最大の治療効果と最小の副作用が得られる治療を実践することである.
■特性診断には臨床病理診断,OMICS,遺伝子多型解析に環境要因を加えた相互的解析が必要である.
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