特集 胆管癌診療の現況
9.胆道ドレナージ・ステント
植木 敏晴
1
,
丸尾 達
1
,
土居 雅宗
1
,
立川 勝子
1
,
永山 林太郎
1
,
田中 利幸
1
1福岡大学筑紫病院消化器内科
キーワード:
胆道ドレナージ
,
胆道ステント
,
胆管癌
,
遠位胆管癌
,
肝門部領域胆管癌
Keyword:
胆道ドレナージ
,
胆道ステント
,
胆管癌
,
遠位胆管癌
,
肝門部領域胆管癌
pp.1427-1432
発行日 2021年9月20日
Published Date 2021/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001971
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胆道ドレナージには,経皮的アプローチとして経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD),経乳頭的アプローチとして内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)と内視鏡的胆道ステント留置術(EBS)がある.EBSにはplastic stent (PS)と自己拡張型金属ステント(SEMS)がある.近年,経消化管的アプローチとして超音波内視鏡下胆道ドレナージ(EUS—BD)が施行されている.胆管癌は,解剖学的に肝内胆管癌,肝門部領域胆管癌,遠位胆管癌に分類される.本稿では肝門部領域胆管癌,遠位胆管癌を切除可能例と切除不能例に分けて各アプローチによる胆道ドレナージ,ステンティングについて概説する.
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