Japanese
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特集 消化器ステント術のすべて
II. 臓器別各論
4. 胆・膵
2)術前胆道ドレナージにおけるステント留置―適応と臨床成績
Preoperative endoscopic biliary stenting for malignant biliary obstruction:indication and clinical outcomes
桒谷 将城
1
,
永井 孝輔
1
,
平田 甫
1
,
瀧新 悠之介
1
,
古川 龍太郎
1
,
川久保 和道
1
,
坂本 直哉
1
,
平野 聡
1
M. Kuwatani
1
,
K. Nagai
1
,
H. Hirata
1
,
Y. Takishin
1
,
R. Furukawa
1
,
K. Kawakubo
1
,
N. Sakamoto
1
,
S. Hirano
1
1北海道大学
キーワード:
胆道ドレナージ
,
胆管狭窄
,
ステント
,
胆管癌
,
胆道癌
,
膵癌
Keyword:
胆道ドレナージ
,
胆管狭窄
,
ステント
,
胆管癌
,
胆道癌
,
膵癌
pp.917-927
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_917
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肝門部領域胆道癌:術式は一様ではなく,肝右葉/肝右三区域切除には肝左葉/肝外側区の,肝左葉/肝左三区域切除には肝右葉/肝後区域枝の内視鏡ドレナージが必要となる.遠位胆道癌:胆管炎や高度黄疸の場合,長期開存性の内視鏡的金属胆管ステント留置術が推奨される.膵癌:メタアナリシスにより,術前胆道ドレナージ未施行が良好な結果(術後合併症率の低下)につながることが示されたことから,遠位胆道癌と同様の対応となる.
© Nankodo Co., Ltd., 2021