投稿論文 臨床経験
人工膝関節全置換術における大腿神経ブロックと局所浸潤鎮痛法の併用による術後鎮痛効果
河西 佑介
1
,
寺尾 嘉彰
,
大野 麻紀
,
富永 将三
,
大路 奈津子
,
大路 牧人
,
福崎 誠
,
原 哲也
1労働者健康安全機構長崎労災病院 麻酔科
キーワード：
Fentanyl
,
自己調節鎮痛法
,
術後管理
,
術後痛
,
神経ブロック
,
大腿神経
,
疼痛測定
,
鎮痛法
,
浸潤麻酔
,
後向き研究
,
治療成績
,
膝関節置換術
,
Ropivacaine
,
Levobupivacaine
Keyword:
Analgesia
,
Anesthesia, Local
,
Fentanyl
,
Retrospective Studies
,
Treatment Outcome
,
Analgesia, Patient-Controlled
,
Pain Measurement
,
Nerve Block
,
Pain, Postoperative
,
Ropivacaine
,
Levobupivacaine
,
Postoperative Care
,
Femoral Nerve
,
Arthroplasty, Replacement, Knee
pp.1175-1179
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021050824
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人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty:TKA)において、大腿神経ブロックと局所浸潤鎮痛法の併用群(B群)とフェンタニルによる経静脈的患者管理鎮痛法群(F群)を比較し、術後鎮痛効果を後ろ向きに検討した。B群において、術後0、4、8、24時間後のnumerical rating scale(NRS)は有意に低く、術中レミフェンタニル、フェンタニル使用量も有意に少なかった。TKAの術後鎮痛に大腿神経ブロックと局所浸潤鎮痛法の併用は有効であった。
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