投稿論文 症例対照研究
傍脊椎ブロックと脊柱起立筋面ブロックの術後鎮痛効果 若年気胸患者における胸腔鏡下手術での検討
岩田 正人
1
,
葛本 直哉
,
中村 紗理
,
柳野 静香
,
山村 祐司
,
新城 武明
,
沖田 寿一
,
森岡 匡世
,
中山 佳奈
,
下村 俊行
1奈良県立病院機構奈良県総合医療センター 麻酔科
キーワード:
気胸
,
胸腔鏡法
,
術後管理
,
術後痛
,
神経ブロック
,
疼痛測定
,
鎮痛法
,
後向き研究
,
治療成績
,
Ropivacaine
,
Levobupivacaine
,
脊柱起立筋
Keyword:
Analgesia
,
Retrospective Studies
,
Treatment Outcome
,
Thoracoscopy
,
Pain Measurement
,
Nerve Block
,
Pneumothorax
,
Pain, Postoperative
,
Ropivacaine
,
Levobupivacaine
,
Postoperative Care
,
Paraspinal Muscles
pp.1299-1302
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022069461
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胸腔鏡下手術の術後鎮痛法として、神経ブロックの有効性が報告されている。今回、高齢者と比較して痛みを感じやすいとされている若年者の気胸手術に対する超音波ガイド下傍脊椎ブロックと脊柱起立筋面ブロックの術後鎮痛効果について後方視的に検討した。術後24時間までの痛みには両群間に有意差はなかった。若年者の胸腔鏡下気胸手術において、脊柱起立筋面ブロックは傍脊椎ブロックと同様の鎮痛効果を示した。
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