投稿論文 症例対照研究
大腿骨近位部骨折骨接合術に対する術後鎮痛効果の検討 超音波ガイド下腰方形筋ブロック前方アプローチと腸骨筋膜下ブロックの比較
岩田 正人
1
,
葛本 直哉
,
宮田 麻世
,
山仲 貴之
,
山村 祐司
,
沖田 寿一
,
森岡 匡世
,
中山 佳奈
,
下村 俊行
1奈良県立病院機構奈良県総合医療センター 麻酔科
キーワード:
Acetaminophen
,
Flurbiprofen
,
股関節部骨折
,
内固定法
,
術後管理
,
術後痛
,
神経ブロック
,
大腿骨頸部骨折
,
腸腰筋
,
疼痛測定
,
鎮痛法
,
後向き研究
,
インターベンショナル超音波診断
,
Levobupivacaine
,
腰方形筋
Keyword:
Analgesia
,
Flurbiprofen
,
Fracture Fixation, Internal
,
Abdominal Muscles
,
Retrospective Studies
,
Ultrasonography, Interventional
,
Hip Fractures
,
Pain Measurement
,
Nerve Block
,
Pain, Postoperative
,
Acetaminophen
,
Levobupivacaine
,
Postoperative Care
,
Femoral Neck Fractures
pp.818-822
発行日 2021年8月10日
Published Date 2021/8/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021294642
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全身麻酔管理での大腿骨近位部骨折に対する骨接合術には、術後鎮痛目的で超音波ガイド下の腸骨筋膜下ブロックや腰方形筋ブロック前方アプローチが併用されるようになった。2つのブロックの術後鎮痛効果について検討した。numerical rating scaleには有意差はなかった。骨接合術後において、腸骨筋膜下ブロックは腰方形筋ブロックと同様の鎮痛効果を示した。
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