投稿論文 症例対照研究
高位脛骨骨切り術後鎮痛効果の比較 持続大腿神経ブロックと持続内転筋管ブロック
黒田 康子
1
,
松浦 康荘
,
五嶋 謙一
,
永川 保
1新潟県厚生農業協同組合連合会糸魚川総合病院 麻酔科
キーワード:
関節可動域
,
脛骨
,
骨切り術
,
膝関節
,
術後管理
,
術後痛
,
神経ブロック
,
大腿筋
,
大腿神経
,
疼痛測定
,
鎮痛法
,
後向き研究
,
治療成績
,
筋管
Keyword:
Analgesia
,
Retrospective Studies
,
Treatment Outcome
,
Knee Joint
,
Range of Motion, Articular
,
Tibia
,
Pain Measurement
,
Nerve Block
,
Pain, Postoperative
,
Osteotomy
,
Postoperative Care
,
Femoral Nerve
,
Muscle Fibers, Skeletal
pp.1048-1053
発行日 2021年10月10日
Published Date 2021/10/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022003869
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高位脛骨骨切り術において、関節周囲浸潤麻酔に持続大腿神経ブロックを併用した群と持続内転筋管ブロックを併用した群を比較し、鎮痛効果を後ろ向きに検討した。術後早期の転倒事故につながるような下肢脱力などの有害事象は両群において認めず、疼痛数値化スケール、鎮痛薬の使用回数、膝関節可動域に有意差はなかった。持続内転筋管ブロックは、高位脛骨骨切り術の術後において有用な鎮痛方法となりうる。
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