手術手技
当科でのロボット支援鼠径部ヘルニア修復術の定型化
山名 一平
1
,
藤川 貴久
1
,
長田 圭司
1
1小倉記念病院外科
キーワード:
鼠径ヘルニア
,
ロボット支援手術
,
ロボット支援鼠径部ヘルニア修復術
Keyword:
鼠径ヘルニア
,
ロボット支援手術
,
ロボット支援鼠径部ヘルニア修復術
pp.1585-1590
発行日 2025年9月15日
Published Date 2025/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004636
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欧米では,ロボット支援鼠径部ヘルニア修復術(robotic-assisted transabdominal preperitoneal repair;R-TAPP)はすでに広く普及しており,その有用性が多く報告されている1-3)。一方,わが国ではR-TAPPはまだ保険収載されておらず,症例数も限られているため,手技の定型化が確立されていない。われわれは2023年6月よりR-TAPPを導入し,術者2名体制でその定型化に努めてきた。本稿では,当科でのR-TAPPにおける定型化した手術手技について紹介する。

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