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特集 導入! ロボット支援下ヘルニア修復術
各論
【鼠径ヘルニア】
ロボット支援下鼠径ヘルニア修復術の世界での現状
Current situation of robotic inguinal hernia repair in the world
藤原 直人
1
,
德永 正則
1
,
絹笠 祐介
1
Naoto FUJIWARA
1
1東京医科歯科大学消化管外科学分野
キーワード:
ロボット支援下手術
,
鼠径ヘルニア
,
費用対効果
Keyword:
ロボット支援下手術
,
鼠径ヘルニア
,
費用対効果
pp.1047-1051
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213822
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【ポイント】
◆ロボット支援下鼠径ヘルニア修復術は,現状アメリカでは比較的普及しているものの,他の国ではいまだ発展途上の術式である.
◆その一番の問題点はコストであり,今後は鼠径部切開法や腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術と比較した際の利点について,エビデンスを蓄積する必要がある.
◆ラーニングカーブが早く若手への教育効果に優れている可能性や,難症例に対し精緻な操作を行うことができる可能性が指摘されており,今後本邦でも普及していくことが期待される.
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