特集 腹腔鏡下大腸癌手術におけるメインデバイスの選択─電気メスvs.超音波凝固切開装置
Ⅱ.各論 1.腹腔鏡下結腸右半切除術 2)超音波凝固切開装置主体の立場から
大塚 幸喜
1
,
木村 聡元
1
,
松尾 鉄平
1
,
藤井 仁志
1
,
高清水 清治
1
,
佐々木 章
1
1岩手医科大学外科学講座
キーワード:
腹腔鏡下大腸癌手術
,
結腸右半切除術
,
超音波凝固切開装置
Keyword:
腹腔鏡下大腸癌手術
,
結腸右半切除術
,
超音波凝固切開装置
pp.1537-1545
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001414
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2005年から始まった日本内視鏡外科学会技術認定医試験は,安全な手技の確立と均てん化に大きな貢献を果たしており,大腸領域においては,その試験課題となっているS状結腸癌に対する腹腔鏡手技は,ほぼ定型化されたと言って過言ではない。しかし,一般的にはS状結腸癌手術と同レベルの難度とされている右側結腸癌に対しては,学会や研究会レベルの報告から,いまだ定型化されているとは言い難い。
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