特集 腹腔鏡下大腸癌手術におけるメインデバイスの選択─電気メスvs.超音波凝固切開装置
Ⅱ.各論 2.腹腔鏡下横行結腸切除術 1)電気メス主体の立場から
岡崎 直人
1
,
平松 康輔
1
,
藤井 能嗣
1
,
戸田 重夫
1
,
的場 周一郎
1
,
黒柳 洋弥
1
1虎の門病院消化器外科
キーワード:
腹腔鏡下横行結腸切除
,
横行結腸間膜の解剖
,
電気メス
Keyword:
腹腔鏡下横行結腸切除
,
横行結腸間膜の解剖
,
電気メス
pp.1547-1552
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001415
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腹腔鏡下横行結腸切除の難度が高い理由として,横行結腸の立体構造が理解しにくいこと,膵および十二指腸,上腸間膜動静脈などの注意すべき構造物が近接していること,血管系のバリエーションが多いこと,があげられる。そのため,さまざまな腹腔鏡下大腸癌手術のランダム化比較試験から,横行結腸は除外されている1-3)。
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