特集 腹腔鏡下大腸癌手術におけるメインデバイスの選択─電気メスvs.超音波凝固切開装置
Ⅱ.各論 3.腹腔鏡下S状結腸切除術 2)超音波凝固切開装置主体の立場から
山口 茂樹
1
,
近藤 宏佳
1
,
原 聖佳
1
,
鈴木 麻未
1
,
石井 利昌
1
,
平能 康充
1
1埼玉医科大学国際医療センター下部消化管外科
キーワード:
腹腔鏡下S状結腸切除術
,
超音波凝固切開装置
Keyword:
腹腔鏡下S状結腸切除術
,
超音波凝固切開装置
pp.1569-1573
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001418
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超音波凝固切開装置か,電気メスか? 最近は学会でのディベートセッションでも取り上げられるようになった。電気メスは緊張をかけた組織にピンポイントで先端を当てて操作を進めるが,超音波凝固切開装置は組織を挟んで切離していく特徴がある。それは挟んだもの以外には,熱損傷が及ばないことを意味する。術者は扱いやすいと感じるものを選択するであろうし,部位によって使い分けることも多い。
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