特集 直腸癌に対する経肛門アプローチのすべて
Ⅱ.各論 3)外括約筋切除術(ESR)の適応と手技
藤田 文彦
1
,
合志 健一
1
,
下村 晋
1
,
久下 亨
1
,
衣笠 哲史
1
,
赤木 由人
1
1久留米大学消化器外科
キーワード:
外肛門括約筋
,
下部直腸癌
,
肛門温存手術
Keyword:
外肛門括約筋
,
下部直腸癌
,
肛門温存手術
pp.1625-1629
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000406
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下部直腸癌に対する直腸切断術は1900年頃から開始された。Milesが直腸および肛門周囲組織を広く切除してsurgical marginを確保し,さらにリンパ節郭清を加えて根治性を高めた術式(abdominoperineal resection;APR)として確立し,100年以上が経った現在でも標準術式として広く行われている。
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