特集 直腸癌に対する経肛門アプローチのすべて
Ⅱ.各論 4)経肛門的直腸間膜全切除術(taTME)
西舘 敏彦
1
,
竹政 伊知朗
2
,
沖田 憲司
1
,
秋月 恵美
1
,
碓井 彰大
1
,
石井 雅之
1
1札幌医科大学消化器・総合,乳腺・内分泌外科
2札幌医科大学消化器・総合,乳腺・内分泌外科 教授
キーワード:
直腸癌
,
taTME
,
CRM
Keyword:
直腸癌
,
taTME
,
CRM
pp.1631-1638
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000407
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直腸癌に対する手術のコンセプトは,Healdら1)が提唱した直腸間膜全切除術(total mesorectal excision;TME)がgold standardであり,CRM(circumferential resection margin)を確保することが重要である。TME完遂とCRM遵守は,直腸癌の治療において短期成績のみならず,長期的な予後の面でも成績向上に寄与している2)。
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