特集 脊髄損傷の治療アップデート
脊髄損傷に対する治療戦略(1):脊髄損傷に対する手術適応
河野 修
1
1総合せき損センター整形外科
キーワード:
非骨傷性頚髄損傷(cervical spinal cord injury without bone injury)
,
不全麻痺(incomplete spinal cord injury)
,
自然回復(spontaneous recovery)
Keyword:
非骨傷性頚髄損傷(cervical spinal cord injury without bone injury)
,
不全麻痺(incomplete spinal cord injury)
,
自然回復(spontaneous recovery)
pp.258-265
発行日 2022年3月19日
Published Date 2022/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000917
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脊髄損傷治療の根幹は,急性期の全身管理と受傷後早期からの継続的なリハビリテーションである。脊髄損傷に対する手術の意義は,それら一連の脊髄損傷医療を円滑に進めることにある。手術の目的は,脊髄損傷に伴う合併症予防や四肢麻痺および自律神経障害などの後遺症をできるだけ軽減させることでなければならない。
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