看護□整形外科
脊髄損傷
園部 梅
1
,
越智 美津子
2
1東京厚生年金病院
2東京厚生年金病院整形外科
pp.70-73
発行日 1966年8月1日
Published Date 1966/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912840
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ギプスベッドは先月号で一応終りとするが,腹臥時,はずした時は風通しの良い所に置き,汗などの湿潤を取り去るようにし,また.落したり,立てかけてあるものが倒れたりすると破損するので,気を付けて取扱う。次にコルセットの装着法は前号でのべたように,○吸湿性の下着をつけ(硬性,軟性コルセットともに)○前の紐は上下に分れているが,腸骨部に合わせて下をしっかり締め,次に上の紐を締めるが,食事に支障のないぐらいゆるめてもかまわない。不慣れの時は上を軽く締めておき,あとで直すようにすると装着しやすい。
うしろの紐はDrが調節し,通常そのままにしておく。とくに太ったり,やせたりした場合,また調節してもらう。
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