特集2 判例からみる医療訴訟
PTCD後,ドレナージ不良による腹膜炎(大阪地裁 平成14年9月26日)
松枝 清
1
,
佐藤 洋造
1
1がん研有明病院 超音波診断・IVR部
キーワード:
治療上の過失(therapeutic negligence)
,
説明義務(accountability)
,
注意義務(duty of care)
Keyword:
治療上の過失(therapeutic negligence)
,
説明義務(accountability)
,
注意義務(duty of care)
pp.1502-1504
発行日 2022年12月26日
Published Date 2022/12/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001122
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経皮的胆道内瘻化のトラブルが引き起こした胆汁性腹膜炎を原因とした死亡例が,日ごろ目にすることのない判例ではどう扱われたのかを検証し,画像診断あるいはIVRに関してチーム医療の一端を担っている放射線科医は,どう対応すべきだったのか,そしてどうしたらこうした医療訴訟が起こらないようになるのかを考える。
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