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特集 専門医必携 新外科手術書―新しい手術手技のエッセンス
III. 小腸
1.Crohn病に対する腹腔鏡手術(HALSを含めて)―基本的なストラテジーと実際
Laparoscopic surgery for Crohn’s disease (including hand assisted laparoscopic surgery):basic strategy and practice
高橋 賢一
1
,
羽根田 祥
1
,
徳村 弘実
1
K. Takahashi
1
,
S. Haneda
1
,
H. Tokumura
1
1東北労災病院
キーワード:
Crohn病
,
腹腔鏡手術
,
用手補助腹腔鏡下手術
Keyword:
Crohn病
,
腹腔鏡手術
,
用手補助腹腔鏡下手術
pp.464-471
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_464
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Crohn病は原因不明の消化管の慢性肉芽腫性炎症性疾患である.病変は全消化管に発生しうるが,小腸と大腸が好発部位で,縦走潰瘍と敷石像が特徴的な所見である.治療の原則は栄養療法や薬物療法などの内科治療であるが,狭窄や瘻孔などの,内科治療で治療困難な合併症を伴った症例で手術が必要となる1).
© Nankodo Co., Ltd., 2021