HALSの意義とテクニック
HALSによる胃の手術
松田 年
1
,
川崎 篤史
,
萩原 謙
1神楽坂D.S.マイクリニック
キーワード:
ドレナージ
,
胃腫瘍
,
血管外科
,
リンパ節郭清
,
用手補助腹腔鏡下手術
,
胃十二指腸吻合術
,
トロカール
Keyword:
Drainage
,
Gastroenterostomy
,
Lymph Node Excision
,
Stomach Neoplasms
,
Vascular Surgical Procedures
,
Hand-Assisted Laparoscopy
pp.924-932
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016376912
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胃癌に対する用手補助腹腔鏡下胃切除術の手術手技を,術者の左手の使い方と助手の役割を中心に解説する.用手補助腹腔鏡下手術(HALS)は開腹手術と腹腔鏡下手術の橋渡し的な術式と考えられてきたが,腹腔鏡下手術が普及した現在,HALSの合理性は見直されてきている.この手技特有の技術やコツを会得する必要があるが,HALSは腹腔鏡下手術を施行するうえで一つの選択肢となるであろう.
©Nankodo Co., Ltd., 2016