HALSの意義とテクニック
HATSとHALSによる食道癌手術
七戸 俊明
1
,
村上 壮一
,
海老原 裕磨
,
倉島 庸
,
京極 典憲
,
溝田 知子
,
斎藤 崇宏
,
斎藤 博紀
,
田中 公貴
,
中西 喜嗣
,
浅野 賢道
,
野路 武寛
,
中村 透
,
土川 貴裕
,
岡村 圭祐
,
平野 聡
1北海道大学 消化器外科学分野II
キーワード:
食道形成術
,
食道腫瘍
,
リンパ節郭清
,
用手補助腹腔鏡下手術
,
食道胃吻合術
,
用手補助胸腔鏡下手術
Keyword:
Esophageal Neoplasms
,
Esophagoplasty
,
Lymph Node Excision
,
Hand-Assisted Laparoscopy
pp.919-923
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016376911
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当科では,用手補助胸腔鏡/腹腔鏡手術(hand-assisted thoracoscopic surgery/hand-assisted laparoscopic surgery:HATS/HALS)を考案し,すべての胸部食道癌手術例を鏡視下手術の適応としてきた.現在は腹臥位手術が標準術式であるが,HATS/HALSは安全性と確実性を兼ね備えた優れた術式であるので,高難度手術である胸腔鏡下食道切除術におけるトラブルシューティングの「もち駒」としてその知識と経験を共有していきたい.
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